パソコンでVRを楽しむには高スペックなPCが必要になってきますが、「綺麗なグラフィックのVRを見たいけど、どれを買えばいいのかわからない」や「PCゲームを始めたいんだけどスペックを迷ってしまう」という初心者の方向けの記事になります。最低限コレくらいあればVRを楽しめる性能のPCや数年間は買い替えなくても大丈夫なPCなど自作パソコン歴20年弱ネットゲーム歴18年の筆者が幅広く紹介していきますので自分に合った物を選んで参考にしてください！
ゲーミングノートパソコンを選ぶときのポイント
- 持ち運びを考える場合はVR対応ゲーミングノートPCだと15.6型しかない！
- 家の中だけで使う場合は17.3型の性能がパワフルな物を選ぶ！
- 動画保存などストレージ容量が多くほしい場合は外付けかクラウドで対応！
Contents
VRを遊ぶために必要なノートパソコンのスペック
Oculus Rift SやHTC VIVE、Windows MRなどを遊ぶためにはそれなりのスペックのパソコンが必要となってきます。また、Oculus QuestでもOculusLinkが開発されていますので接続ができる環境があればゲームの幅が広ります。それはPCゲーム(ゲームの推奨スペックはゲームによって違います)でも同じなので各パーツがどのくらいのスペックがあれば十分に遊べる性能なのかをまずは知っていきましょう。(2019年12月の情報です)
| CPU パソコンの処理性能 | INTEL製品:最低限Core i5 推奨Core i7 AMD製品:最低限Ryzen5 推奨Ryzen7 |
|---|---|
| グラフィックボード(GPU) 描画(グラフィック)の処理性能 | Nvidia製品:最低限GeForce GTX 1660 Ti推奨GeForce RTX 2070 |
| ストレージ データ保存 | 推奨:メイン:SSD256GB以上 サブ:HDD1TB以上 |
| メモリ | 最低限:8GB 推奨:16GB |
ざっくりと書きましたがCPUとグラフィックボードは数字が大きいほど性能が高くなり値段も高くなるのが基本となります。
最低限と推奨の違いは何年そのパーツで快適にゲームを遊べるかを基準として書きました。最低限のパーツはゲームにもよりますが2年ほどなら快適に遊べるかと思います。それ以降は動かせないほどではないですが、多少ストレスを感じる動きになってしまうかと思います。推奨のものは3～4年経って最低限になるくらいのパーツとなります。コストパフォーマンスを考えるんであれば推奨の物を買って長く持たせた方がいいと筆者は思います。また、上記に書いてある最低限のスペックのパソコンであればyoutubeなどで動画を作るときにも必要になってくるものなので、ゲームで遊ぶ事以外にもいろいろな用途で使える場面が増えます。また、ノートパソコンの中には軽量化を考えたMax-Qデザインという物があり、そこでも性能が変わってきます。
ハードディスクの寿命が3年～4年といわれている事とパソコン内部の性能進化を考慮すると、バックアップを取っているのであれば3年～5年を目安に変えるのがいいでしょう。それ以上の年数になると推奨パーツであっても、最新のゲームを快適に遊ぶには厳しくなるでしょう。
ゲーミングデスクトップとどっちがいい?
持ち運ぶ事をしないのであれば断然デスクトップの方がいいと筆者は考えます。逆を言えば、ノートパソコンの良さは持ち運べる事以外はないといえます。CPU・グラフィックボードでデスクトップと比べると、やはりノートパソコンの方が性能が劣ってしまい求められるスペックが上がり値段も高くなるからです。
同名でも性能が違う!?
同じグラフィックボードの名前でもノートパソコンとデスクトップPCでは性能が変わってきます。ややこしいですね・・・。同名の場合デスクトップの方が性能上になります。またノートパソコンの中でも同名のグラフィックボードなのに性能が変わってくる場合があります。軽量化を考えたMax-Qデザインは軽い分性能が低くなってしまいます。
目的別！VR対応ゲーミングノートPC
ゲーミングノートPCで迷ってしまう部分２つあります。1つ目は運ぶことを考えた軽さと画面の大きさだと思います。外出して持ち運ぶのであれば画面を抑えた軽めの物を、部屋を移動するくらいの持ち運びなら大きな画面の物を選ぶのがいいかと思います。
2つ目は性能面で、VRゲームを極限まで楽しむためやVRゲームを作るのにハイエンドなパソコンがよかったり、コストパフォーマンス重視で長く遊べそうな物がよかったりニーズは様々だと思います。また、初心者の方ですとサポートも充実したものがいいと思われますので、1年間無償保証で24時間365日の電話サポートが付いているマウスコンピューターのG-tuneをオススメします。私自身もマウスコンピューターのノートPCを使っていて、子供に触らせていたら故障してしまったのですが保証期間内だったので無償で直してもらいました！どれも筆者が考えて選んだものになっていますので自分のニーズに合わせて参考にしてみてください！
VR対応だけど安くて軽い！安さと軽さを重視したノートパソコン
- VRゲームをするのに最低限のスペック
- PCゲームはほとんど標準以上でプレイできる(2019年12月現在)
- グラフィックボードの性能は3年くらいなら問題なくゲームが動く
- 画面サイズは持ち運べる15.6型
NEXTGEAR-NOTE i5565SA1
CPUはCore i7でグラフィックボードはGeForce GTX 1660 Tiとなっています。VRを楽しむのであればこれ未満の性能だとカクカクで動くか動作自体しません。ストレージもSSD512GB、メモリ16Gなので数年間VRゲームを楽しむためには必要なレベルのスペックでPCゲームでは標準画質以上の画質で問題なく遊べる感じとなります。また、軽めの動画作成などにも使える性能となっています。
価格:149,800円～(税別)
NEXTGEAR-NOTE i5580GA1
CPUは上の物と同じですがでグラフィックボードがGeForce RTX™ 2060となっていて性能が上がった分値段も上がっていますが、余裕をもってゲームをしたい！のであればこちらをオススメします。
価格:189,800円～(税別)
コスパ重視！長く高画質でプレイできるノートパソコン
- VRゲームは高画質でも問題なく遊べる
- PCゲームのほとんどは高画質以上でプレイ可能
- 5年程度ならほとんどゲームで高画質で遊べるスペック
- ルーム内移動ならできる17.3型
NEXTGEAR-NOTE i7941SA1
CPUはCore i7でグラフィックボードはGeForce RTX 2070となっています。これぐらいのスペックであれば、VRゲームでも快適にプレイできPCゲームならどのゲームでも高画質以上でサクサク動く感じになります。動画作成においても、重たい処理もなんなくできるレベルです。CPUを見てもグラフィックボードを見ても5年程度であれば前線で活躍できる性能です。
価格:229,800円～(税別)
これぞ最強！ハイエンドモデルのノートパソコン
- VRゲームも最高画質で楽しめる(2019年12月現在の最高スペック)
- 重たいPCゲームも最高画質で遊べる
- 5年後でも高画質でプレイできるくらいのスペック
- ルーム内移動なら可能な17.3型
NEXTGEAR-NOTE i7950GA1
2019年12月現在で最高峰レベルのスペックです。グラフィックボードは最先端のGeForce RTX™ 2080で5年後でも上位のスペックに入ると思われます。ここまでくると、PCゲームはなんでも最高画質(4Kも可能)ででき数年後に発売されるVRゲームでもプレイできるくらいの性能です。動画作成やデザインなどを仕事にしている方にもおすすめのものと言えます。
価格:379,800円～(税別)
目的別に合わせて4つのモデルを紹介しましたが参考になりましたでしょうか？一度買ってしまえば、どれも数年間は使えるスペックの物ですのでご自身のニーズと予算を考えあわせて楽しいVRライフ、PCゲームライフを送りましょう！
以上となります！
